2019/09/16 静浦の秋の夜長

ポイント名:静浦コーラルポイント
水温:25.2度
透明度:8~10m

毎年8月、9月の大潮周りで開催される、静浦の“サンゴの産卵ナイト”。

静浦のナイトは通年で楽しめますが、名物ヒメエダミドリイシ群落の産卵の時期に合わせたイベントです。過去には実際に何度か産卵が確認されています。“伊豆でサンゴの産卵“が見れれば、とっても嬉しいですよね~
先月は台風のうねりの影響で3日間ともクローズとなった関係で、昨日潜りました。

月が山の稜線から出るタイミングと、潮位からここぞというタイミングでエントリー。

一直線にサンゴに向かいます。いつもはソラスズメダイ、キンギョハナダイなど色とりどりの魚がひしめくこの場所は、夜は静寂に包まれていました。

サンゴで寝ていたのは、トゲチョウチョウウオyg。黒色に変化し、寝ぼけてサンゴにぶつかってました(笑)

続いて近くにいたイラ。若干色が濃くなっている??普段は回遊していますが、ブダイの仲間らしくソフトコーラルの陰でお休み中でした。

そのほかサンゴから無数のエビカニ類が顔を出していて、改めてサンゴが様々な生物の住処になっていることを実感!

産卵するかも!と80分ねばりましたが、残念ながら産卵は見られず。とは言え昼間とは違った雰囲気の静浦の海の中で、秋の夜長を楽しみました。 来年こそはリベンジしたいですね。ぜひナイトも遊びに来てください!